※本記事は消費者庁や国民生活センターの発信する情報に則り、作成しています。一部コンテンツにPRを含みます。
※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR
という悩みを持つ人は多いと思います。
AGA治療薬は一つではなく、さまざまな種類があります。
クリニックで処方される治療薬は基本的に医師が進行状態などをしっかり確認してから処方されるため、最適な治療薬で治療できます。
今回はAGA治療で用いられる薬の種類やそれぞれの違い、AGA治療薬の選び方などのついて詳しく解説していきます。
- AGA治療薬は医師に処方されてたものを使うのが良い
- 通販や個人輸入の治療薬は危険
- AGA治療薬には内服薬と外用薬がある
- AGA治療薬によっても効果や副作用のリスクが異なる
- AGA治療薬は専門家への相談がおすすめ
AGA治療薬とは?
AGA治療薬は抜け毛や薄毛などのAGAの症状を改善し、正常なヘアサイクルへと戻すための薬です。
抜け毛や薄毛などのAGAの症状の改善する効果があり、セルフケアや市販の育毛剤では改善が難しい原因にアプローチするので、AGAを治すために最善の治療方法です。
また、内服薬での治療は日本皮膚科学会のガイドラインで最も効果がある推奨度でAランクの治療方法でもあり、ほとんどの場合で処方されるものでもあります。
AGAは一度発症するとどんどん抜け毛や薄毛が進行してしまう脱毛症であるため、最適な治療を受けなければ進行し続けてしまいます。
AGAが原因ではない場合は食生活の改善や市販の育毛剤でも改善が見込めますが、AGAでは自力での改善は不可能です。
AGAをしっかり治すためには、クリニックで正しい治療を受けるのが必須です。
AGAには2タイプある
AGAには抜け毛が増えるタイプと毛を育てる力が衰える2つのタイプがあります。
抜け毛が増えるタイプはDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンが髪の成長を妨げて、十分に太く長く育つことができなくなります。
このような髪が増えてしまうと、全体的にボリュームダウンした印象になったり、部分的に頭皮が透けてみえるようになるのです。
毛を育てる力が衰えるタイプは、髪が生えるスピードが遅くなり、結果的に抜け毛の量が増えたり、薄毛の印象になってしまいます。
また、このタイプは加齢や生活習慣の乱れが原因になることが多いので、薬を服用するとともに、自分でできることも改善していく必要があります。
AGA治療薬の種類
AGA治療薬には大きく分けて内服薬と外用薬の2種類があります。
内服薬は錠剤などを飲んで内側から原因を改善する治療方法です。
外用薬はAGAの原因に直接アプローチするために薄毛や抜け毛が気になる部分に直接薬を塗布し、AGA改善を目指す方法です。
AGA治療の中でも内服薬と外用薬での治療は最も推奨されており、症状次第ですが、投薬療法で治療を開始することが多いです。
投薬治療はほとんどの方に必要とされており、予防にも発毛にも内服薬を用いて治療するのが一般的です。
AGA治療薬の主な種類と効果の違い
AGA治療薬の主な違いや効果は以下の通りです。
AGA治療薬 | 種類 | 主成分 | 効果 | 副作用 |
---|---|---|---|---|
プロペシア(ジェネリック医薬品) | 内服薬 | フィナステリド | 抜け毛や薄毛の進行を止める | ・初期脱毛 ・勃起不全 ・性欲減退 |
フィナステリド錠 | 内服薬 | フィナステリド | 抜け毛や薄毛の進行を止める | ・頭皮のかゆみ ・肝機能障害 ・リビドー減退 |
ザガーロ | 内服薬 | デュタステリド | 抜け毛や薄毛の進行を止める | ・射精障害 ・性欲減退 ・勃起不全 |
ミノキシジルタブレット | 内服薬 | ミノキシジル | 発毛機能の促進 | ・めまい ・動悸 ・息切れ |
ミノキシジル外用薬 | 外用薬 | ミノキシジル | 発毛機能の促進 | ・頭皮のかゆみ ・フケ/かぶれ ・血圧の低下 |
このように、AGA治療薬といっても効果や副作用などが異なります。
上記で紹介した薬は最もメジャーなものであり、多くのクリニックで処方される薬でもあります。
医師から処方される治療薬は患者の体質や進行具合によって決められるため、基本的に自分で決めることは難しく、医師と相談しながら自分に適切なものを服用してください。
AGA治療薬の主な内服薬と副作用
ここでは、AGA治療薬の主な内服薬について、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
プロペシア
プロペシアはAGA治療で最も有効な薬とされている「フィナステリド」が主成分となっており、抜け毛が増える原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の増殖を抑制する効果があります。
AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の増殖を抑制することで、より効果的に抜け毛や薄毛の改善を促すことができるのです。
AGA治療薬は全て保険適用外になるため高額になりがちですが、プロペシアはジェネリック薬品になるため費用負担が軽減され、より多くの方がAGA治療に臨むことができるようになりました。
ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を使っており、品質、効き目、安全性が同等なおくすりです。厳しい試験に合格し、厚生労働大臣の承認を受け、国の基準、法律に基づいて製造・販売しています。
出典:日本ジェネリック製薬協会
プロペシアは安全性の高い治療薬と評価されている薬ですが、性欲減退や肝機能障害などの副作用が起こる可能性もあります。
発生頻度はそこまで高くないため過敏になる必要はないですが、リスクを踏まえたうえで服用するようにしてください。
フィナステリド錠
フィナステリド錠は毛髪を弱らせて抜け毛の原因である男性ホルモンを抑制し、薄毛の進行を抑制する効果のある薬です。
フィナステリドが5αリダクターゼの働きをブロックして薄毛、抜け毛の原因を改善させます。
5αリダクターゼは男女問わず人間の体内に存在する酵素の一種で、男性ホルモンである「テストステロン」を「ジヒドロテストステロン(以下、DHT)」に変換させる働きを持ち、AGA(男性型脱毛症)の発症に大きく関与しています。
出典:AGAヘアクリニック
フィナステリド錠はAGAの治療に最も多く用いられる内服薬でもあり、1992年に認可を受けて販売を開始しています。
フィナステリドはもともと良性前立腺肥大という病気の治療と緩和に使用される薬に含まれる成分でしたが、さまざまな試験を経て発毛の効果があると確認されるようになってから、AGA治療薬として使われるようになりました。
フィナステリドは服用後に頭皮のかゆみや肝機能障害、リビドー減退などの副作用が起こるリスクがありますが、発現率は1.1%ほどとかなり低いです。
そのため、リスクが低い比較的安全な薬だと言えるでしょう。
ただし、服用後に少しでも異変を感じた場合は、すぐに専門医に相談するようにしてください。
ザガーロ
ザガーロは、AGAの原因となるDHTに変換する5αリダクターゼの「Ⅰ型」「Ⅱ型」どちらも阻害してくれる効果がある薬です。
他の治療薬と同様に厚生労働省に認可されている薬で、安全に服用できます。
ザガーロはAGAにのみ効果のある薬で、他の原因で抜け毛や薄毛になっている場合は効果が診られません。
例えば、円形脱毛症や脂漏性脱毛症などが挙げられます。
全ての脱毛症に効果があるわけではないので、医師の診療のもの正しく服用してください。
デュタステリドを主成分とした「ザガーロ」は頭頂部の毛髪数、毛髪の太さ、硬毛数が1.6倍になったという試験データもあり、十分に発毛を実感することができます。
ですが、ザガーロは初期脱毛や性欲減退などの副作用が起こることもあるので、注意してください。
ミノキシジルタブレット
ミノキシジルタブレットは継続的に服用することで、薄毛の改善が期待できる薬です。
ジェネリック医薬品になるため低価格手購入でき、手軽にAGA治療をスタートできるのも魅力です。
ミノキシジルタブレットは血管拡張による血行促進を促し、発毛をサポートしてくれます。
頭皮の外側から作用するミノキシジル外用薬と比べても効果が高く、短期間でも効果実感に期待できます。
ミノキシジルタブレットは市販で購入することはできず、服用するためには医師の診療が必須です。
また、ミノキシジルタブレットは外用薬に比べて効果が高い一方で、多毛症や胸痛、低確率で呼吸困難の副作用が出る可能性もあります。
そのため、血圧や循環器に問題がある人はそもそも服用が難しい場合もあります。
ですので、ミノキシジルタブレットで治療したいなら、まずは専門医に相談するところから始めてください。
AGA治療薬の主な外用薬と副作用
次に、AGA治療で用いられる外用薬は「ミノキシジル外用薬」です。
ミノキシジル外用薬はミノキシジルの塗り薬で、抜け毛や薄毛が気になる部分に直接塗布するものです。
内服薬と同様にヘアサイクルを正常化して発毛を促進する効果があり、内服薬と比べて副作用が少ないのが特徴です。
ミノキシジル外用薬で仮に副作用が起きたとしても、塗布部分にかゆみが生じたり、ニキビなどのデキモノができる程度です。
ミノキシジル外用薬は市販でも販売されており、クリニックを受診することなく今からでも治療を開始できます。
- リアップ(大正製薬)
- リアッププラス
- (大正製薬)
- スカルプDメディカルミノキ5(アンファー)
- ミノアップ(東和薬品)
- リグロEX(ロート製薬)
- ミノキシジルローション5%「JG」(日本ジェネリック)
- ミノファイブ(小林薬品工業)
- ミノキシジル配合外用液5%「FCI」(富士化学工業)
- LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5(アートネイチャー)
- アロゲイン5(佐藤製薬)
- ミノゲイン(サンドラッググループ)
しかし、体質との相性もあるので、より最適な治療で効果の高い治療を受けたいのであれば、クリニックや病院で処方されたものを使用するのがおすすめです。
AGA治療薬の選び方
ここでは、AGA治療薬を選ぶ時のポイントを紹介します。
AGA治療薬の効果で選ぶ
AGA治療薬は自分が求める効果や改善したい症状で選ぶことが大事です。
例えば、発毛効果が実証されているミノキシジルでも、AGAの根本原因を排除することはできません。
AGAの根本原因を排除できる薬は「プロペシア」や「ザガーロ」などです。
このように、AGA治療薬によっても効果が異なるので、効果や改善したい症状に最適な治療薬を選ぶことが大事です。
AGAクリニックによっては独自で開発した治療薬を処方するところあります。
その場合は、その薬の効果や副作用をしっかりと理解したうえで治療をスタートするようにしましょう。
自分の体質に合ったAGA治療薬を選ぶ
AGA治療薬を選ぶ時は、自分の体質に合ったものを選ぶことも大事です。
AGA治療薬には少なからず副作用などのリスクがあります。
体質によっては身体に合わず、副作用が生じてしまうこともあります。
もちろん、副作用が出る確率はかなり少ないですが、副作用などが起きないように慎重に判断することが求められます。
素人が判断することは難しいので、必ず医師の診療のもと、処方された薬を服用するのが一番良い治療方法です。
オンライン診療だと体質をチェックして処方するのは難しいので、心配であれば初回のみ対面での診療を選ぶのも良いでしょう。
AGA治療薬の料金で選ぶ
AGA治療薬を選ぶ時は、料金もしっかり比較検討しましょう。
AGAは一度薬を服用したからといってすぐに改善されるわけではありません。
AGAの症状の抑えるためには長期的な服用が必要で、効果を実感できるまで最低3ヶ月はかかってしまいます。
薬の料金が高いと継続した治療が困難になり、途中で服用をやめてしまうケースも少なくありません。
前述した通り、薬の服用を急にやめてしまうと、症状の進行が止まらずに抜け毛や薄毛が進行してしまいます。
AGA治療薬の中には料金の安いジェネリック薬品もありますが、全て保険適用外となります。
そのため、これからAGA治療を考えているなら、薬の価格や、長期的に治療を行う場合のおおよその値段などを把握しておく必要があります。
AGA治療薬にかかる費用相場
AGA治療薬は内服薬や外用薬、種類によっても大きく異なります。
AGA治療は命に関わる病気であると見なされていないため、保険適用外にはなりません。
また、同じ治療でも治療を受けるクリニックによっても金額が異なる場合があります。
ここでは、各治療ごとの費用相場について紹介します。
内服薬
内服薬によるAGA治療の料金相場は月々3,000円~15,000円程度です。
内服薬での治療の場合は外用薬と併用するよりも薬の量が少なく、比較的安い費用で治療が受けられます。
内服薬は基本的に抜け毛や薄毛の症状を抑制することを目的としています。
そのため、AGA発症後の初期段階や初めてのAGA治療で処方されるケースが多いです。
外用薬
外用薬によるAGA治療の費用相場は月々10,000円~15,000円程度です。
AGA治療では内服薬と外用薬がセットで処方されることが多く、その場合は月々15,000円~30,000円程度が相場です。
発毛効果を高めるために、内服薬とセットで処方されるので、内服薬のみの処方と比べても費用が高くなりがちです。
外用薬は薬剤を直接薄毛や抜け毛が気になる部分に塗布するため、内服薬よりも高い効果を実感することもできます。
実際に日本皮膚科学会では「高い発毛効果を確認できた」という試験データが記されています。
注入療法
注入療法による費用相場は1回20,000円~60,000円が相場です。
注入療法では、毛髪の成長因子を頭皮に直接注入することでも発毛を促進する効果があります。
内服薬と外用薬との処方と併用して治療が行われることも多く、短期間で効果を実感できる可能性が高いです。
ただし、注入療法でも1回打てば症状が改善されるわけではなく、高い発毛効果を得るためには1ヶ月に一度のペースで何度か継続するのが理想です。
自毛植毛
自毛植毛による費用相場は30万円~200万円です。
自毛植毛は自分の健康的な毛髪を発毛組織ごと抜け毛や薄毛が気になる部分に移植する治療です。
健康的な毛髪を直接移植するため、術後はすぐにボリュームアップしたような効果が得られます。
また、一度生着した毛根は抜け落ちても再び髪の毛が生えてくるので、安心です。
ただし、自毛植毛治療は1回の治療で100万円以上かかることが多く、簡単に誰でも受けられる治療方法ではありません。
AGA治療におすすめのクリニック5選
この章では、AGA治療におすすめのクリニックを厳選して紹介します。
どれも、実績が豊富な上に来院不要でお得に治療ができる優良クリニックだけを集めて紹介しているので
あなたのAGA治療の参考にしてみてくださいね!
クリニックフォア
出典:クリニックフォア
クリニックフォアは、完全オンラインで薄毛・AGA治療ができるクリニックです。
スマホやPCで診察・薬の処方をしてもらえるため
・忙しくて病院に通院できない
・通院するのを誰にもみられたくない・バレたくない
・通院しにくい
といった方に人気で、初めてのAGA治療でもおすすめです。
プランは『薄毛予防』と『発毛』の2つがあり、自分に合った治療プランを選べることも特徴です。
また、オンラインで完結するため価格も低価格で、お手軽に始められるところもおすすめできるポイントといえるでしょう。
料金 | 予防プラン:月々3,412円 発毛プラン:月々9,163円~ |
---|---|
治療内容 | 内服・外用・注入 |
オンライン診療 | 〇 |
診察料 | 無料 |
医院数 | 7院 |
AGAオンクリ(旧AGAオンラインクリニック)
出典:AGAオンラインクリニック
AGAオンラインクリニックは、名前通り完全オンラインでAGA治療ができるクリニックです。
治療の始めやすさを徹底追及し、24時間365日いつでも無料で専門医に相談することができます。
厚労省認可のAGA治療薬を使用したエビデンスのある治療を完全オンラインで受けることができ
通院の手間もないので、忙しい方や通院しにくい方にもおすすめです。
また、基本的に悩みに沿った数ヶ月単位のプランを組むことになりますが、
今なら初月無料でAGA治療を受けることができる点も魅力です。
料金 | 予防プラン:月々3,000円~ 発毛プラン:月々9,000円~ |
---|---|
治療内容 | 内服薬・外服薬 |
オンライン診療 | 〇 |
診察料 | 無料 |
医院数 | - |
AGAヘアクリニック
出典:AGAヘアクリニック
AGAヘアクリニックは、オンライン診療実績が150,000件以上(2022年4月時点)の実績が魅力なオンラインクリニックです。
他のクリニックと同様、オンラインのため通院の手間がないのと、薬代が通常より安くお得に続けることができます。
特に実績や人気で選ぶ方におすすめです。
診療代、カウンセリング代は無料なためまず話を聞いてみたい、という方でも気軽にオンライン診療の予約をしてみましょう。
料金 | 予防・進行抑制プラン:月々1,800円~ 発毛プラン:月々10,800円~ |
---|---|
治療内容 | 内服・外用・サプリ |
オンライン診療 | 〇 |
診察料 | 無料 |
医院数 | 2院 |
レバクリ
レバクリは、自宅で診察から処方まで受けることができるAGAのオンラインクリニックです。
スマートフォンやPCの電話通話によって医師が症状を確認し、薬を最短即日で発送してくれます。
さらに、ほとんどの対面診察で発生する初診料や診察料がかからないので、費用を抑えながら治療することが可能です。
丁寧に診察してほしい方から薬だけの処方が良いなど、患者様のご希望に沿って柔軟に対応してくれます。
そんなレバクリの料金は以下のとおりです。
【税込み価格】 | 1ヶ月 | 3ヶ月 (5%off) |
6ヶ月 (10%off) |
1ヶ月ごとの定期配送 (15%off) |
---|---|---|---|---|
予防プラン | 4,378円 | 12,477円 | 23,641円 | 3,721円 |
予防+発毛プラン | 10,428円 | 29,719円 | 56,311円 | 8,863円 |
積極発毛プラン | 21,780円 | 62,073円 | 117,612円 | 18,513円 |
Oops
Oopsでは、AGA治療をすべてオンラインで完結できるクリニックです。
AGA治療の実績が豊富な医師が診察と処方をしてくれ、医学的に効果が証明されている治療薬を中心に処方してくれます。
内服と外用どちらも処方しており、幅広い治療薬から医師が一人ひとりに合ったものを選んでくれるため、より効果に期待がもてるでしょう。
料金 | 通常:1カ月5,500円 6カ月ごと:1カ月4,950円 【フィナステリド 1mg】 |
---|---|
治療内容 | 内服・外用 |
オンライン診療 | 〇 |
診察料 | 無料 |
医院数 | ー |
公式サイト | 詳細はこちら |
AGA治療薬で副作用が出たらすぐに服用は止めるべき
AGA治療薬には少なからず副作用によるリスクがあります。
AGA治療薬を服用中に副作用が出てしまった場合、そのまま治療薬を服用するか、止めるかどうかは医師に相談するようにしてください。
自己判断で行うと、その後健康被害につながる可能性があります。
AGA治療薬は急に服用をやめてしまうと、再び抜け毛や薄毛が進行する可能性が非常に高いです。
AGA治療薬の量を減らして調整する
AGA治療薬を服用中に副作用が起きてしまった場合は、治療薬の量を減らして調整します。
AGA治療は継続は非常に重要で、薬の量を減らしたからといって発毛が実感できないわけではありません。
むしろ、過剰摂取は肝臓や賢臓に負担をかけてしまいます。
薬の量を減らしても治療薬の効果が全くなくなるわけではないので、安心してください。
薬の量を減らしても症状が改善させない場合は、再び医師に相談してください。
AGA治療薬の種類を変更する
AGA治療薬を服用中に副作用が出てしまったら、他のAGA治療薬に変更する場合もあります。
AGA治療薬には複数種類あり、人によっては合わない薬もあります。
いくつかの種類を試すことで、自分の体質に合う治療法が見つかるかもしれません。
ただし、クリニックによってはそもそも取り扱う治療薬の種類が少ないこともあります。
そのため、AGA治療が初めてであれば、最初から治療薬の選択肢が多いクリニックを受診して相談することをおすすめします。
副作用が起きた場合は必ず医師に相談し、医師の指示に従うようにしてください。
もしも不安であれば、薬の処方を受ける前にクリニックで血液検査を行い、その後自分の体質に合った薬を処方してもらうこともできるので、診察時に医師に相談してみてください。
AGA治療薬を個人輸入するのは危険
AGA治療薬は通販や個人輸入でも購入することができます。
ただし、通販や個人輸入で購入する場合は偽物や粗悪品が混入してしまうリスクがあるので、おすすめしません。
また、AGA治療薬は症状や体質にとって適した薬が異なるので、通販や個人輸入で購入しても効果を実感できない可能性が高いです。
そのため、AGA治療薬は通販や個人輸入では購入せずに、医師から処方されるものを使いましょう。
AGAクリニックではオンライン診療を提供していることも多く、一度も来院することなく自宅で簡単に薬の処方が受けられます。
ミノキシジル外用薬は通販でもOK
AGA治療薬の中には、ミノキシジル外用薬もあります。
ミノキシジル外用薬は市販のものでも十分に効果が得られます。
ミノキシジルは市販の発毛剤に含まれるもので、費用を抑えたいならミノキシジル外用薬のみ市販のものを使うのもアリです。
安くても大きな効果に期待できる外用薬もあるので、通販や近くのドラッグストアなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。
AGA治療薬に関するよくある質問
最後に、AGA治療薬に関するよくある質問にまとめて回答していきます。
次のような質問に回答していきますので、参考にしてください。
AGA治療薬の個人輸入は危険?
AGA治療薬の個人輸入は危険です。
AGA治療薬は本来きちんとした医療機関で医師の診察を受けて、処方されるものです。
個人輸入や通販でも購入できますが、治る保証はありません。
AGA治療薬の服用をやめるとどうなる?
AGA治療薬の服用をやめてしまと、再び脱毛が進行してしまいます。
AGAは完治しない脱毛症とも言われており、途中で服用をやめてしまうとこれまでの努力が水の泡になってしまいます。
ですが、服用中に副作用や違和感を感じた場合は、すぐに服用をやめて医師に相談するようにしてください。
AGA治療薬は通販でも購入できる?
AGA治療薬は通販でも購入できます。
ただし、効果の保証や身体への負担がかかるリスクがあることをきちんと理解してから購入するようにしてください。
AGAは飲み薬だけでも改善できる?
AGAの飲み薬は基本的に乱れたヘアサイクルを正常化し、進行を抑制するものです。
新しい髪の毛を生やす効果はありません。
新しい髪の毛を増やしたいのであれば、外用薬や注入などの治療を検討してください。
AGA治療薬が安いクリニックは?
AGA治療薬が安いクリニックは「クリニックフォア」です。
AGA治療薬まとめ
今回はAGA治療で用いられる薬の種類やそれぞれの違い、AGA治療薬の選び方などのついて詳しく解説してきました。
AGA治療薬にはさまざまな種類があり、それぞれ効果や起こり得る副作用が異なります。
AGA治療薬は症状や体質によって最適な薬を服用することが大事です。
素人が自己判断で薬を服用すると、副作用のリスクは高まり、十分な効果が得られない可能性が高いです。
そのため、AGA治療薬は必ずクリニックで処方されたものを服用するようにしてください。
厚生労働省、消費者庁、国民生活センターによる美容医療の注意喚起
美容医療を受ける前に確認すべきこと
※本記事では、厚生労働省の「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しています。
- アメリカ食品医薬局(FDA)
- 厚生労働省 「医療法における病院等の広告規制について」
- 厚生労働省 「医薬品・医療機器ページ」
- 消費者庁「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」
- 消費者庁「美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口について」
- 政府広報オンライン「美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント」
- 国民生活センター「美容医療サービスはクーリング・オフできる?」
- 宮田成章「イチからはじめる美容医療機器の理論と実践 改訂第2版」全日本病院出版会
- 須賀 康「皮膚レーザー治療の原理と基礎」 医学出版
医師鍵野 攻允 Koji KaginoHELLATH CLINICドクター
主な経歴
日本医科大学医学部卒業
慶応義塾大学病院初期研修修了
横浜市内美容外科クリニックにて
院長就任
ヘラスクリニック就任
若くして脂肪吸引・豊胸専門クリニックの院長に抜擢され、
現在も日々多くの手術をこなしている人気ドクター(年間症例数300件以上)。
自身もボディーメイクの経験があり、筋トレ歴10年以上。その経験を活かし、
脂肪吸引以外にも食事療法や内服治療など様々なアプローチでのダイエットを患者様へ提案している。
また世界的に有名な韓国のBong Bong Plastic Surgeryにて、ハイブリッド豊胸の発案者パクソンス医師から直接技術指導を受け、
ヘラスクリニックでも高い技術を提供している。