・イソトレチノインは「オンライン診療」のみであり対面なし。 マンジャロは「LINE」でのオンライン診療のみ対応
イソトレチノインは繰り返すニキビやニキビ跡に効果的だとされています。しかし、重大な副作用がまれに起こることから「イソトレチノインは怖い」と思う方も多いようです。
今回は当院でも取り扱いのあるイソトレチノインの作用機序や服用時の注意点を紹介します。
当院の料金
イソトレチノイン20mg・・・16,500円
イソトレチノインとは
イソトレチノインはビタミンA誘導体で、皮脂の分泌を抑えてニキビを改善、できにくくします。
高い治療効果と内服終了後も効果が持続する経口薬で、「ニキビ治療の切り札」と呼ばれているほどです。約4〜8ヶ月の内服でニキビを改善でき、当院でも多くの患者様がイソトレチノインでニキビを改善しています。
もともと欧米では30年以上前から保険診療で行われていますが、日本の厚生労働省では未承認とされており保険適用外です。
イソトレチノインは、アキュテイン、ロアキュタン、アクネトレント、トレティヴァなど、複数の商品名で販売されおり、すべて同一成分です。
イソトレチノインのオンライン診療の流れ
当院ではオンライン診療でもイソトレチノインを処方しています。来院する必要がないので、忙しい方に利用していただけます。
公式サイトにて予約
まずは当院のホームページより予約の受付をしていただきます。診察する前に問診票へ記入していただきます。問診票には服薬している治療薬やアレルギー、既往歴などを掲載しているので、詳細にご記入ください。
医師による診察・投与量の決定
予約した日時に当院の医師から連絡をさせていただきます。診察では問診票に沿って質問や患者様の肌の状態を画面を通じて視診いたします。
ニキビ治療がより効果を発揮できるように、医師が投与量を提案させていただきますが、予算などがあればお伝えください。その後ニキビ治療を始められるかを決定します。
決済後に自宅へ発送
料金に納得された上で、決済へ進みます。こちらで決済が完了したのを確認して、患者様の自宅へ発送します。
薬剤が届いたら、毎日1日1回食後に飲んでください。服用中でも何かわからないことがあれば、Webを通じて回答させていただきます。
当院の料金
イソトレチノイン20mg・・・16,500円
・イソトレチノインは「オンライン診療」のみであり対面なし。 イソトレチノインは「LINE」でのオンライン診療のみ対応・診察は一般社団法人徳志会の医師が対応
イソトレチノイン内服によるニキビ治療の効果
イソトレチノインは重症ニキビに対して効果的で、従来の治療法で改善が見られない患者様に新たな希望をもたらしています。
抗炎症作用でニキビ跡や赤みを改善
抗炎症作用によって、ニキビの赤みや痛みを抑えてくれます。炎症抑制効果と赤みの改善により、ニキビ跡の治療にも有効です。
さらに、慢性的な皮膚の炎症状態である「酒さ(赤ら顔)」の治療にも用いられています。
イソトレチノインのさまざまな作用は、単にニキビを抑えるだけでなく、炎症後の皮膚修復や他の炎症性皮膚疾患にも効果を発揮するのが特徴です。
イソトレチノインの幅広い治療効果は、難治性の皮膚トラブルに悩む多くの患者様にとって大きな希望となるでしょう。
皮脂腺を抑制してくれる
イソトレチノインは皮脂腺を直接縮小させる作用があり、ニキビの原因となる「過剰な皮脂分泌」を抑制します。
皮脂量が減ることでアクネ菌が存在する環境を悪化させ、ニキビの原因菌が定着しにくい肌へと変わります。
皮脂分泌を根本的に抑えることで、長期的にニキビ予防の効果も期待できるでしょう。
毛穴の詰まりを解消
イソトレチノインは、過剰に厚くなった皮膚や詰まりやすくなった毛穴の状態(皮膚の角化異常)を正常に戻します。
角質層の代謝を調整することで、毛穴が塞がれにくくなり、ニキビの原因となる皮脂や角質の蓄積を防ぐことが可能です。
この作用により肌表面の質感がアップし、なめらかでクリアな肌へと改善されます。
イソトレチノインのニキビ内服がおすすめ
- 重度のニキビや尋常性ざ瘡に悩んでいる方
- 皮脂分泌が過剰で肌のべたつきが気になる方
- 顔以外の部位(背中や胸部)のニキビがひどい方
- 保険治療でニキビが改善しなかった方
重度のニキビや尋常性ざ瘡に悩んでいる方
イソトレチノインは、重度のニキビや尋常性ざ瘡に対して高い効果を発揮します。他の治療法で効果が見られなかった方におすすめで、炎症を抑え、肌の状態を改善する力があります。治療を継続することで、ニキビの根本原因である皮脂分泌や毛穴詰まりを効果的に改善します。
皮脂分泌が過剰で肌のべたつきが気になる方
皮脂腺を抑制する働きがあるため、過剰な皮脂分泌を抑え、べたつきを軽減します。皮脂が原因で起こる毛穴の詰まりや炎症を予防できるため、清潔で健康的な肌を取り戻すのに効果的です。脂性肌で悩んでいる方に特に有効な治療法です。
顔以外の部位(背中や胸部)のニキビがひどい方
顔だけでなく、背中や胸部など身体に広がるニキビにも効果的です。広範囲のニキビにもアプローチでき、皮脂分泌を抑制して炎症を鎮めます。繰り返しできるニキビを根本から抑えるため、全身の肌質改善が期待できます。
保険治療でニキビが改善しなかった方
従来の保険適用の治療法では効果が持続しない方におすすめです。イソトレチノインは、皮脂腺の働きを抑え、毛穴の詰まりを防ぐことで、根本的にニキビの発生を抑えます。繰り返し発生するニキビに終止符を打ちたい方に最適です。
・イソトレチノインは「オンライン診療」のみであり対面なし。 イソトレチノインは「LINE」でのオンライン診療のみ対応・診察は一般社団法人徳志会の医師が対応
イソトレチノインの気になる副作用
イソトレチノインを使用してニキビ治療を開始する際は、副作用に注意しなくてはなりません。必ず医師の指導のもと服用を行ってください。
必ず起こる皮膚(粘膜)の乾燥
イソトレチノインの副作用は皮膚、眼、鼻、口の粘膜の乾燥が一般的です。これらの副作用は、ほぼ100%近く発生すると言われています。
さらに皮膚炎、口角炎、口唇炎などの炎症性症状、鼻出血やドライアイなどの粘膜に問題が生じることがあります。また、乾燥に伴う皮膚の反応として赤ら顔が現れることも珍しくありません。
これらの症状は治療効果の現れでもありますが、患者様の生活の質に影響を与えることがあるため、あらかじめ理解しておくことが大切です。
当院では副作用を抑えつつ治療を継続できるように、投与量の調整をいたします。
好転反応(一時的なニキビの悪化)に注意
イソトレチノイン服用後、一時的にニキビが増加したり赤くなったりする現象は「好転反応」と呼ばれています。成分により肌のターンオーバーが促進され、毛穴に詰まっていた角栓や皮脂が表面に押し出されることが原因です。
好転反応は肌が急激な変化に適応しようとしている過程です。中にはニキビが増えて焦ってしまう患者様もいらっしゃいますが、症状は数週間から1ヶ月程度で落ち着つくため安心してください。
注意すべき副作用
イソトレチノインは高い効果を感じられる一方で、重大な副作用のリスクも伴います。米国食品医薬品庁(FDA)によると、以下の副作用が報告されています。
<一般的な症状>
頭痛、目のかすみ、めまい、吐き気、嘔吐
<深刻な症状>
脳卒中、下痢、筋力低下、幻聴・幻覚、中性脂肪・コレステロール値の上昇、肝機能障害
<重度の精神病リスク>
うつ病、自殺、自傷行為などの精神疾患
イソトレチノインの使用には医師の判断や指導が不可欠です。もし異常を感じた際には服用を中止し、すぐに医療機関へ相談することが大切です。
イソトレチノインの治療ができない方
イソトレチノインによる治療ができない方は以下の通りです。
- 妊娠中または妊娠の可能性がある女性
- 授乳中の女性
- トレチノイン系の製剤でアレルギーを起こした方
- 大豆アレルギーの方
- 12歳未満の小児(15歳以上でも身長が伸びなくなる可能性あり)
イソトレチノインは、妊娠中または妊娠の可能性がある女性にとって極めて危険な薬剤です。
胎児に深刻な影響を及ぼし、先天異常、流産、早産、さらには死産を引き起こすリスクがあります。そのため、妊娠している人、妊娠を予定している、あるいは服用期間中に妊娠する可能性のある方は、絶対にイソトレチノインを使用してはいけません。
イソトレチノインのリスクでもある催奇形性は、胎児の正常な発達を阻害し生涯にわたる重大な健康問題を引き起こす恐れがあります。
イソトレチノイン服用する際の注意点
イソトレチノインを服用する際は、以下の内容に注意してください。
- 服用期間中およびその前後1ヶ月間は、性行為をする際に必ず避妊を行う
- 服用中と服用後1ヶ月間は献血を避ける
- 必ず医師の指示に従い、用量用法を守る
当院では事前に患者様へ注意点を説明し、納得された上で処方させていただきます。
イソトレチノインの効果はいつから?
イソトレチノインは約6ヶ月間続けることで効果を発揮します。治療が終了したときの経過や再発について解説します。
いつから効果が出る?
早い方で服用を始めてから約1ヶ月後には皮脂分泌が少なくなったのを実感します。ただし、一般的には2〜3ヶ月継続することで、ニキビの改善が明確に見られるようになります。
肌の質感や見た目の改善として感じられることがほとんどです。即効性はありませんが、医師の指示に従って忍耐強く治療を続けることが大切です。
やめた後はニキビができずらい肌に
イソトレチノインの治療効果は、通常、約6ヶ月の服用期間を経た後、3〜5年にわたってニキビができなくなります。
服用を続けることで皮脂の生成が抑制され、分泌量が減少します。ニキビの主要な原因である過剰な皮脂が長期的に抑えられるからです。
さらに、イソトレチノインにはアクネ菌に対する免疫反応を正常化する作用もあります。ニキビの炎症を引き起こす菌に対する身体の過剰反応を調整し、より健康的な皮膚環境を維持できます。
再発に関する注意点
イソトレチノインによるニキビ治療は、治療が終わっても効果は持続しますが、まれに再発する可能性があります。再発リスクは服用量と治療期間に大きく影響されます。
再発を防ぐための投与量は、体重に基づいて計算されます。一般的に再発を防ぐには、体重1kgあたり合計120mg以上のイソトレチノインが必要です。
<体重45kgの方>
45kg × 120mg/kg = 5400mg
体重45kgの方が再発を防ぐために必要な総量となります。1日の服用量を20mgと仮定した場合、5400mg ÷ 20mg/日 = 270日となります。
したがって体重45kgの人の場合、1日20mgずつ270日間(約9ヶ月)薬剤を飲むことで、イソトレチノインを中止した後も再発しにくくなると考えられます。
上記はあくまでも一例ですが、当院では患者様の体重から必要な日数を計算し、お薬を提供しています。なお、体重のある男性は、40mgからスタートすることもあるので、お気軽にお問い合わせください。
イソトレチノインの通販オンライン診療関するQ&A
イソトレチノインに関する質問にお答えします。しっかり理解した上で始めるか検討しましょう。
イソトレチノインの料金はいくらですか?
当院の料金は1ヶ月あたり16,500円です。初月のみ無料でご利用いただけるため、実質5ヶ月分の料金でニキビ治療ができます。
イソトレチノインは通販サイトでも購入できますか?
イソトレチノインを通販サイトや個人輸入で購入することは非常に危険です。この薬は強力な作用と重大な副作用のリスクを持つため、医師の厳密な監督下でのみ使用されるべきです。
個人輸入や通販で入手した内服薬には、品質、純度、用量の正確性が保証されておらず、偽薬や不純物を含む危険な製品である可能性があります。
厚生労働省でも海外から薬を輸入する方に向けた注意喚起を促しているほどです。
併用禁忌の成分はありますか?
イソトレチノイン治療中および治療後1ヶ月間は、特定の薬剤や治療法との併用が禁止されています。
- ビブラマイシンやビブラマイシンなどのテトラサイクリン系抗生物質
- サプリメントを含むビタミンA製剤
- フェニトインやステロイド薬
イソトレチノインとの相互作用や副作用のリスクを最小限に抑えるために、上記の薬剤と併用しないことが重要です。特にサプリメントは気軽に摂取できることから、うっかり忘れがちなので注意しましょう。
それ以外にも併用できない薬剤もあるため、当院の医師にご相談ください。
治療中に脱毛できますか?
イソトレチノインを服用中は脱毛はできません。治療中に光療法やレーザー治療を受けると、皮膚に予期せぬ反応が起こる可能性が高まるからです。
脱毛すると、強い日焼けのような反応が生じ、シミや色素沈着が形成されやすくなります。その他にも美容皮膚科でよく行われる光療法、レーザー治療、ピーリングなどの施術も控えるようにしてください。
イソトレチノインでのニキビ治療ならオンライン診療で
当院では、ニキビ治療の一環としてイソトレチノインを取り扱っています。オンライン診療により、通院の手間を省きながら医師と相談しつつ治療を進められます。肌の状態や症状に応じた適切なサポートを提供いたします。忙しい方や通院が難しい方は、ぜひ当院のオンライン診療をご利用ください。
・イソトレチノインは「オンライン診療」のみであり対面なし。 イソトレチノインは「LINE」でのオンライン診療のみ対応・診察は一般社団法人徳志会の医師が対応